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浄土真宗は仏教の中でも理に適った考え方をする宗教であると思われます。人間の死は昔から忌むべきものとして扱われてきました。忌中とか冥土とか暗いイメージがつきまとっています。しかし浄土真宗では人は極楽浄土へ逝くのであって決して忌み嫌うべきものではないと考えます。その例の一つに他宗教では通夜や葬儀の折に参加した人に塩を渡して浄めるという慣習があります。浄土真宗ではこの慣習をきっぱりと否定します。人の死は忌むべきものではない、それを塩で浄めるなどというのは亡くなった人を冒涜しているというのです。なるほどと納得し、浄土真宗の仏教としての人の死の考えを知って以降、塩を使わなくなりました。これは大きな特徴の一つです。
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